【新卒採用/9月入社】若手スタッフインタビュー~農学部から税理士を目指す道~
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OAG税理士法人では、新卒採用はもちろん、キャリア採用のスタッフも税理士資格取得に向けたキャリア形成を全力でサポートしています。今回は、2024年9月にキャリアカレッジ生として入社したR.Nさんに、税理士を目指すきっかけや、当社での働き方、日々の勉強やモチベーション維持の方法についてお話を伺いました。
プロフィール
氏名: R.N
入社時期: 2024年9月(キャリアカレッジ生)
税理士試験実績: 簿記論、財務諸表論 合格
前職: 税理士事務所(税務顧問担当)

――まずは、現在の業務内容について教えていただけますか?
入社してまだ日が浅いですが、主に法人顧問先の決算業務や税務申告書の作成補助を担当しています。前職で税務顧問として経験を積んだことを活かしながら、OAG税理士法人ならではの高い品質基準や独自の業務フローを学んでいるところです。
特に印象的なのは、チーム制で業務が進む点です。前職では一人で多くの業務をこなすことが多かったのですが、こちらでは経験豊富な先輩方と協力しながら、さまざまな角度からアドバイスをいただけるため、実践的なスキルが日々身についていく実感があります。
また、単なる税務申告に留まらず、経営課題に対するコンサルティング業務にも携わっています。たとえば、経営分析のレポート作成や業績改善のための提案など、チーム内で議論を重ねながら最適なアプローチを見出すプロセスは非常に刺激的です。さらに、社内で定期的に開催される勉強会や研修によって、理論と実務の両面から学べる環境が整っていることも、OAG税理士法人の大きな魅力だと感じています。
――R.Nさんの経歴は一見すると異色ですが、どのようなきっかけで税理士を目指すことになったのでしょうか?
実は、私は大学では農学を専攻していました。子供の頃から農業体験や食に関わる体験が好きで、自然豊かな環境や農業の現場に魅力を感じていたんです。地元で田植えのお手伝いや作物の栽培など、実際に現場に触れる機会が多くありました。しかし、第一志望の企業に採用されなかったことをきっかけに、自分の進むべき道を見つめ直す時期が訪れました。
元々、大学の授業で会計に触れ、数字を通して企業の状態や経営状況を分析できる面白さは知っており簿記2級は取得していました。自身の几帳面な性格とも合い、税務の世界へと舵を切る決断をしました

――農学から会計への転身という異色の経歴ですが、その経験は現在の業務にどのように活かされていますか?
はい、実は農業と税務は意外なほど接点があるんです。特に事業承継という分野においては、農業従事者の減少が後継者不足をもたらし、農業経営者の方々にとって深刻な問題となっています。財務や税務の知識があれば、農業経営者が抱える課題を的確に把握し、事業承継や経営改善のサポートができると考えています。私自身、農学部で学んだ経験があるからこそ、こうした視点でお客様に寄り添えるのだと実感しています。
――将来的には、どのような税理士を目指しているのでしょうか?
将来のビジョンとしては、大きく二つの方向性を考えています。ひとつは、事業承継や相続問題に強い税理士として、農業を含む中小企業の経営支援を行うこと。もうひとつは、国際税務のスペシャリストとして、日本企業の海外進出をサポートできる存在になることです。グローバル化が進む現代において、税務の専門知識を活かし、企業が国内外で安定して事業を展開できるようサポートすることは非常に意義があると感じています。
――税理士試験の勉強と日々の業務との両立は大変だと思いますが、どのように時間を捻出されていますか?
実は、毎日のスケジュールを細かく組み立てることで、勉強と業務の両立を図っています。具体的には、朝5時30分に起床して30分の勉強時間を確保し、通勤中も理論の暗記に充てています。職場に到着してからの30分や昼休憩、さらに夜は9時から11時までしっかり勉強する生活リズムを築いています。休日も基本的には勉強に励みますが、集中力が切れたときには適度な休憩や運動、ゲームでリフレッシュするようにしています。こうした習慣が、無理なく続けられる秘訣だと思います。

――モチベーションの維持についてはどうでしょうか。試験勉強は長期戦になりがちですが…
税理士試験の勉強はゴールではなく、お客様へより良いサービスを提供するための手段だと考えています。実務経験を通じて、試験の知識だけでなく、実践的なコンサルティングスキルも重要だと実感しています。 実は、税理士試験に挑戦し始めた1年目は、「1年間集中して勉強してみて、合格できなければ経理職や税理士事務所のスタッフとして別の道も考えよう」という気持ちでした。若いうちは実務経験を積むことも大切だと考えていたからです。 ただ、実際に顧問先の企業様と接する中で、税務の知識を活かして喜んでいただける瞬間があり、やりがいを強く感じるようになりました。例えば、決算書から経営課題を見つけ出し、改善策を提案できたときなど。そういった経験が、勉強を続けるモチベーションになっています。 当社には資格の有無に関わらず、素晴らしい実務能力を持つ先輩方がたくさんいらっしゃいます。資格は確かに重要ですが、それだけでなく実務能力やコミュニケーション力など、総合的な成長が大切だと日々感じています。その姿を見て、自分も焦らず着実に成長していこうと考えるようになりました。
――最後に、税理士を目指す就活生へメッセージをお願いします。
OAG税理士法人の大きな魅力は、個々の意思やキャリアビジョンを尊重してくれる点です。税理士試験に専念したい時は業務の調整ができ、実務経験を積みたい時にはその環境を整えてもらえるので、長期的な視点でキャリアを築くことが可能です。税理士を目指す皆さんも、自分の描く理想像に向かって、一緒に挑戦し成長していきましょう。私自身もまだ道の途中ですが、日々の業務と勉強の積み重ねが将来の大きな成果につながると信じています。
