集団は個人より賢い
統計によると、創業社長とそれ以外の社長の数はおおよそ3 対7くらいでしょうか。圧倒的に創業者でない社長(2代目社長とします)が多いですね。
さて「集団は個人より賢い」はGoogle社の元C E O エリック・シュミットさんの言葉です。この言葉ほど、2 代目社長への力強い応援メッセージはありませんね。2 代目社長となって、自分の能力を自問する事はあると思うのです。本当に社長に相応しいのか、能力が足りているのか、などです。
でも、安心して下さい。エリック・シュミットさんは、集団の能力は個人の能力より賢い、集団が優れていると言っています。
会社は集団です。この集団の能力の拡大化こそが社長の仕事だとすれば、自分の能力について悩む必要は無くなります。自分より優れていると思える人々を集めて、集団にして、彼らに仕事をさせるのです。そう言えば、アメリカの鉄鋼王カーネギーの墓碑に、「自分より優れた(賢い)者を知り、自分の周りに集めて働かせた者、ここに眠る」があります。
これも集団の賢さを言っていると思うのです。
これは2 代目社長だけの問題ではないのですが、社長の個人の能力は程々で良いのです。集団の目的は明確なのか、共有されているのか。集団が生き生きしているのか。社長の心配はここに尽きるとも言えます。
集団が生き生きするためには、個人が生き生きしていないとなりません。個人を生き生きさせるには、意見を聴くことに限ると思います。そうなると、社長に必要な能力とは、集団の意見を拝聴する力(かなりな忍耐力が必要です)ではないかと思えます。
人は認めて欲しいのです。それは意見を聞く事で叶います。そして集団の能力は、会社の業績として現れます。
2026.9
OAGコンサルティンググループ 会長 太田孝昭



