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元気になる言葉

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無いものを数える愚

経営とは事業の将来を切り開く事だと言えます。
切り開くというと大仰に聞こえそうですが、ITやAIの活用、業務改善、人事異動など様々な業務を考
え遂行し、目標を達成するのが経営です。それこそ中小企業にとって、経営を考えれば考える程「無
いもの」が見えてきます。お金、人が中心になりますが、無い無い尽くしだよという声が聞こえてきそ
うです。しかし皆様待ってください。「無いもの」を考え始めると危険です。思考が停止し、諦めが芽
生え始めます。

さて、人は夢を追いかけるように出来ています。夢は望洋として掴みどころが無いかわりにある種の
ロマンを掻き立てます。夢は、自分に無いから見られるのです。多くの人にとって何となく見る夢に引
き摺られて、具体的な目標を設定し、経営がスタートするのだと思うのです。具体的な目標が決まっ
たら「無いもの」は一切考えない様にします。「有るもの」だけの手札が全てになります。「有るもの」
も点検していくと「有るもの」もそこそこあるんです。それをやりくりするんです。「必要は発明の母」
というのは、ここから来たのかもしれません。

また、ホンダの創業者本田宗一郎は「創意工夫は苦し紛れの知恵である」と言っています。これ
も同じ事ですね。

経営するとは、企業を永続させる事です。諦めたら終わります。だからこそ無いものを数えたらいけ
ないのです。

2026.8
OAGコンサルティンググループ 会長 太田孝昭