組織を作れる人 作れない人
私を含め、中小企業の社長に創業者が多くいますが、勉強のできた人が少ない気がします。その証拠に本を読まない人が多くいます。では経営はどうやっているのかと聞くと「カンと経験だよ」と簡単に答えてしまいます。
しかし、最初の一歩は経験が無いので、それこそ「カン」だけと言うことになります。
「カン」だけで経営ができると思えないのですが、兎に角「カン」を頼りに経営を始めるとして、創業して成長する企業と成長しない企業の差はどこにあるのか。社長の能力だけにフォーカスして述べたいと思います。
社長は
●第一に働き者であること
●第二に自分の能力をわかること
●第三に自分にない能力は他者に依存することができること
特に組織を作るには、第三の他者の能力に依存する能力が一番重要だと思います。勉強のできた社長は、仕事は全部、細部までわかっているため、他者に任せることがなかなかできない。任せたとしても、チェックせずにはおれないということが往々にしてあります。ここに会社が組織になれない原因が有るのです。
さて、企業を立ち上げた社長は、会社を大きくしたいのか(大きくすれば良いと言う訳でもありません)、そうであるならば他者に依存する=任せることに腐心することです。
他者に任せることはとても難しく、失敗も覚悟する必要があります。失敗したら、新しい人に変えて再スタートを切ることになります。企業の成長はこれの繰り返しなんだと思います。そして、人の登用より、交代こそが難しさの極みです。交代さえできれば登用は易しいことではあります。他者に任せることが組織作りの要諦です。
任せられると他者が信者に変わります。
2026.10
OAGコンサルティンググループ 会長 太田孝昭



